音源チャートで上位に何曲もランクインし昨年末初の紅白歌合戦に出場するほか、海外公演も成功させるほど日本だけでなく世界中で人気を集めているMrs. GREEN APPLE(ミセス)は過去に活動休止をしています。ミセスが活動休止をしたのはなぜなのでしょうか。今回はその理由や活動再開後の現在の活動などについて解説していこうと思います。
ミセスが活動休止したのはいつ?
ミセスはデビュー5周年記念日である2020年7月8日に活動休止を発表し、「フェーズ1完結」を宣言しています。その後約1年8ヶ月の活動休止期間を経て2022年3月に「フェーズ2開幕」として活動再開します。活動休止前は5人体制だったメンバー編成も3人に変更され、活動休止前からのファンには困惑の声や悲しい気持ちをあげている人もいました。
ミセスが活動休止した理由
活動休止中についてミセスのボーカルの大森元貴さんは「活動再開の目処は立てず白紙にした」と明かしており、人気が集まり自分たちの成長よりも忙しさの規模が大きくなって消費されてしまうのではないかという恐怖心があったと語っています。そして自分自身には何ができるのか何ができないのか、それぞれのスキルを高めたいという気持ちがあったと思い活動休止を決意したようです。
等身大の姿をファンに見せていきたい
ミセスの楽曲は等身大でファンに寄り添った歌詞であることが多く、このことについてボーカルの大森元貴さんは世界観を大事にしており「思っていないことは書かない」という信念があるそうです。ありのままを表現していきたいと考えるミセスだからこそ、多忙な日々によってその世界観が壊れてしまわないように活動休止という形で一度立ち止まることを決めたのではないでしょうか。
曲が自分達にとって戒めのように感じられた
ミセスの舵をとっているのはボーカルの大森元貴さんで、明確な目的やビジョンの下に結成されたバンドで大森元貴さんの作る曲がハードルのように感じられ曲に怒られているように感じたことがあると藤澤涼架さんは明かしています。活動休止をした後では自分たちの曲だと共感し学べるようになったと語っていました。活動休止を決意したのは大森元貴さんだったそうですが、一度それぞれが見直す期間が必要だとメンバーも感じていたようです。
現在の活動|フェーズ2の開幕
ミセスは約2年の活動休止の期間を経て5人体制から3人体制へと変化し動き始めました。活動再開を決めたきっかけについて、テレビやラジオから聞こえてくるミセスの曲が他人の曲に聞こえてきてしまうほどの年月が経ち、自分達がミセスではなくなってしまうのではないかと考えたからだそうです。バンドの編成が変わってしまっても、自分の目指す形は変わらないということを歌を通して届けていこうと、アルバムと同時に活動休止に終止符を打ったと語っています。
国民的バンドとして「愛」というテーマを歌い続ける
ミセスは約2年の活動休止の期間を経て再出発をしてからも、変わらずにファンに寄り添い共感できる歌を届け続けています。活動休止前には「愛されたい」という表現をしていたミセスの曲でしたが、活動再開後には「私はきっと愛されてる」という歌詞や「僕は僕自身を愛してる愛せてる」という歌詞で歌っています。「愛」というテーマで歌を届けているミセスの変化に、活動休止を経て成長した姿を感じるというファンが多いようです。
まとめ
今回は人気ロックバンドとして活躍しているミセスが活動休止していた理由について紹介していきました。人数編成が活動休止前後で変わっていたり、楽曲が変わっていると感じるファンがいる中で多くのファンは成長のように感じられると今後に期待の声が上がっています。数々の楽曲が日々チャート上位に入るミセスの活動休止はバンドの成長につながる必要な期間だったといえるでしょう。