他のカジノゲームと何が違う?GTOなど戦術要素が強いポーカーの魅力とは?

他のカジノゲームと何が違う?GTOなど戦術要素が強いポーカーの魅力とは?

ポーカーにはGTOやエクスプロイトと呼ばれる戦術があります(ポーカーgtoとは)。カジノゲームはバカラ、スロット、ルーレットなど基本的には運の要素がほとんどであるゲームが多いため、戦術のあるポーカーはカジノゲームの中で少し特異なものと言えます。

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ポーカーの戦術って?

ポーカーに戦略があると言われても、「本当にそうか?」と疑問を持つ人が多いと思います。確かに普通に考えると戦略の要素は無いように思えます。山札からカードを最初に5枚引き、できるだけ強い役ができるように何回か交換するというルールのどこに戦略があるのでしょうか。結論から言うと、このルールのポーカーであれば戦略はほぼないと言えます。せいぜい自分に配られたカードをもとにして確率を考えて目指す役を決めるという行為に少し考える要素があるぐらいでしょう。このルールはファイブカードドローと言われるルールのポーカーで、戦略があるのはテキサスホールデムと呼ばれるルールのポーカーになります。

テキサスホールデムのGTOとは?

テキサスホールデムというルールだとゲームの中に心理戦が生まれます。何度も同じ相手と繰り返し対戦する中で、相手に癖を見抜かれて搾取されてしまうことがあります。例えば、参加プレイヤーの一人がある役以上の強さのハンドが揃ったら必ず勝負するという癖を持っていたとします(実際、素人にはよくいます)。何度も対戦しているうちに、その癖を見抜くことができれば、対戦相手は特定の約以上が揃ったらレイズ(賭け金の上乗せ)、そうでなければフォールド(ゲームから降りる)という戦術をとることで、チップを巻き上げていくことができます(これをエクスプロイト戦術と言います)。このような戦略に対する防御策としてGTO(Game Theory Optimal)があります。ゲーム中に一定のアクションばかりを取ってしまいそこに付け込まれない様にする戦略です。こちらがフォールドする可能性が高い場合にあえてレイズを選択するなどして、相手に弱点を見破られないように行動します。そうすることで相手はエクスプロイト戦術を実行しにくくなります。この例はほんの一例にすぎず、テキサスホールデムは何度も勝負を繰り返す過程で確率や相手の癖を見抜きながら戦略を立て勝負するゲームになります。

まとめ

テキサスホールデムは戦略があるポーカーで、合理的な考え方を身につける訓練になるとも言われています。どんな仕事をしている人にもおすすめのゲームです。

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