昭和の有名ドラマ「太陽にほえろ！」にも出演していた渡辺徹さんを皆さんはご存知でしょうか。ドラマに始まり、俳優・歌手・タレント・司会者とマルチな活躍でも有名だった渡辺徹さん、残念ながら亡くなってしまいましたが、その活躍はテレビ界の歴史にも残ったことでしょう。今回はそんな渡辺徹さんの死因やオシドリ夫婦とも言われた妻の榊原郁恵さんとのほのぼのエピソードをご紹介します。
渡辺徹の死因は？
昔の渡辺徹さんの容姿を見たことある人であればわかるように、渡辺さんは若い頃は1日に6000kcalを接種する大食漢で、その影響から30歳の頃に急性糖尿病を発症しています。その後はダイエットやリバウンドを繰り返し、2012年には虚血性心疾患、2013年には膵炎、2021年5月には大動脈弁狭窄症の手術を受け、さらには糖尿病を起因とする慢性腎不全のため、週3回の人工透析も受けていたことも明かされています。2022年の11月、体調を崩し発熱や腹痛の症状から病院を受診、細菌性胃腸炎と診断され入院、その後容体が悪化し敗血症隣そのまま帰らぬ人となりました。
芸能界でも仲の良い家族として有名
渡辺徹さんといえば、芸能界でも仲の良い家族として有名でした。妻の榊原郁恵さんや長男の裕太さん、渡辺徹 息子 次男も俳優なのか演出家のような裏方なのかは明かされていませんが芸能界に興味があるように語られていました。2021年には公の場で初めて親子スリーショットが実現しています。3人が笑顔で撮られた写真は本当に仲の良い家族なことが伝わってきます。
妻・榊原郁恵とのほのぼのエピソード
榊原さんが語っていた渡辺徹さんとのほのぼのエピソードといえば「ウインナー家出事件」ではないでしょうか。榊原さんが語ったほのぼのエピソードである時の喧嘩で渡辺さんは赤いウインナーが食べたいことを伝えてきたそうです。しかし、榊原さんは気にもせず粗挽きウインナーをいつも出していたといいます。その度に赤いウインナーが食べたいことを伝えてくる渡辺さん、ある日ついに机を荒々しくバーン！と叩き「俺は赤いウインナーが好きなんだ！」といって家を出て行かれたそうです。その後、どうしたか気になり庭の奥の子供用のブランコを覗くと寂しそうにしていたとか…結局お腹が空いて粗挽きウインナーを食べたそうです。
家族とのほのぼのエピソード
2021年7月に大動脈弁狭窄症の手術から仕事復帰した渡辺さん、笑顔で語られたのは入院前に還暦の誕生日プレゼントで息子さんたちから赤いブリーフをもらったそうです。縁起担ぎで手術に臨む際にその赤いブリーフで臨もうとした渡辺さん、しかし看護婦さんに履き替えさせられてしまったそうです。結果的に家族に守られましたと語った渡辺さん、その姿は心温まる家族像そのものでした。
息子からは尊敬する偉大な父
あるインタビューで長男の裕太さんは、自分も1人の演劇する人間として偉大な父を持っていること、中途半端な気持ちでは俳優はできない。といった決意表明もされていました。息子さんからしたら偉大な父、父親からしても自慢の息子だったのではないでしょうか。芸能界に興味があると言われていた次男も、やはり偉大な父や母・兄がいる世界に興味を持つのも当然の流れなのかもしれませんね。
まとめ
数々の活躍で芸能界の一時代を築いた渡辺徹さん、残念ながら帰らぬ人となってしまいましたが、その軌跡は間違いなく芸能界に残ったことでしょう。そして、その意思をついだ子供達がこれからの芸能界をになっていってくれる姿を見守っていきましょう。最後に、渡辺徹さんが天国でも昔のようにニコニコ笑って家族を見ていることを祈り、ご冥福をお祈りします。
